前回の記事にてキッチンに関することを書きました。
この続きです。
今回は、洗面に関して。
洗面台は、顔を洗えて、歯を磨けて、髪をセットできて、化粧ができればいい。と特に他の要素はあまりなかったので、キッチンと同様にシンプルなものを作ることにしました。ここは、浴室の前の脱衣所に位置します。
洗面台をDIY
まず準備したものはこちら。
- フリー板。キッチンと同じくタモの集成材。
- シンク。TOTOのもの。幅広で深さのあるものを選びました。これは手洗いだけでなく、寝癖治しに頭も突っ込んで洗えるものがいいかなと。まあまあな大きさがあるので、3男が新生児の頃は、ここで沐浴もできました。
- 蛇口。なにかと便利だと思いシャワーが使えるものを選びました。
作る手順
フリー板を切って、シンクの穴、蛇口の穴を空けるのみといういたって簡単な作りです。 ただシンクの穴を空ける際は、四隅を指定のRに沿って空ける必要があります。
Rの穴のあけかた
キッチンの天板を作るときの施行書を例にしますが、施行書を見ると「4-R10〜30」という文字がありました。最初は???でしたが、調べてみると「R」という記号は、半径を意味するRadiusの頭文字ということが判明。最初の「4」は四隅を表しているそうなので、四隅を半径10mm〜30mmのRで穴空けしなさいということでした。
正攻法かどうかは分かりませんが、僕はドリルで穴をあけてそこにジグソーの刃を入れて慎重に「R」加工をしました。10〜30mmという指定だったので、間をとって20mmの半径で施行しました。
洗面台完成
完成した様子がこちらです。
1点普通の家と異なるのが、床下換気のための配管を通すこと。写真の右奥に写っているのが薪ストーブ用の煙突を流用したもので、これが床下に設置した「三菱ダクト用換気扇耐湿形カウンターアローファン」に繋がっています。煙突はこの脱衣所の上にあるロフトの床を突き抜けて、室内の上方にある空気を床下に流しています。このための穴は、自在錐で空けました。あまり活躍頻度は高くありませんが、大きな穴を空ける際に重宝する道具です。
ちょっとした小物やタオルを置けるように下に板を渡しています。右隣の壁に設置したコンセントはドライヤー用。またそこにあるスイッチは、鏡の上に付けた照明用のものです。
洗濯機用水栓
写真左に写っている水栓は、洗濯機用のもの。洗面台のものと同じくつや消し黒のものを選らんだものの、水道管は普通にメッキのものしか業者にはなかったので、色味を合わせるために塗装しました。この脱衣所はもう少し手の入れようがあると思いますが、それはまたおいおいやろうかなと。
これにて「洗面台をDIY【秘境に家をつくろう〜工事編16〜】」は終了。
次は「鏡をDIY【秘境に家をつくろう〜工事編17〜】」にいきます。
to be continued