前回の記事にて洗面台に関することを書きました。
この続きです。
今回は、鏡に関して。
量販店にもネットにもさまざまな種類、大きさの鏡があります。ただ買って付けるだけでは面白みにかけるかな?と思ったので、洗面台の鏡と姿見をDIYすることにしました。
鏡をDIY
まずはこちらを用意。
- 古材。鏡の枠こそが個性を出す部分なので、多くの選択肢がありますが、古材でしかもL字の溝加工がなされたものをGALLUP(ギャラップ)で発見。これを使うことにしました(現在は販売されていません)。
- 鏡。イメージした大きさのものをまずは探します。洗面台用の鏡(TOTO製、化粧鏡、450mm×600mm)はすぐに見つかりましたが、姿見は見つからず…。なので、ちょっとエコではありませんが、ニトリで姿見を購入してバラして鏡だけを摘出しました。
- 金物。木材を繋ぐ方法が幾つかありますが、裏面で見えないということもあり、L型とT型の金物をホームセンターで購入。
- 鏡掛け金物。探すのに少し手こずりましたが、絵画や額縁用の金物で検索するとヒット。鏡の幅に最適なものをAmazonで購入しました。ハングマンアパートメントハンガーというものです。
- 塗料。購入した古材そのままの色味より少し濃くしたかったので。
鏡の作り方
1、まずは木材を塗装します。壁を塗ったBRIWAXのラスティックパインがあったので、それを塗りました。しかしこれがちょっと失敗…。オイルではなくワックスなので、古材のささくれ部分というか凸凹にダマになってしまいました。雑巾も木のトゲにひっかかるし、「んもう!」なんて言いながらなんとか伸ばしましたが、オイル塗料をハケで塗った方が綺麗だし早くできたと思います。
2、次に木材に墨線を引きます。四隅を留め切り(角が45度を2つ合わせて90度にすること)にしたかったので、45度のスコヤを使って線を書きます。正直45度を使うことはあまりなかったのですが、この時ばかりは活躍しました。
3、そして墨を頼りに端を45度でカット。スライド丸ノコだと比較的簡単です。ただ少しでも長さが異なるといびつな形になり隙間が生じるのできれいにできません。慎重にカットしていきます。
4、カットが終わったら、一度、鏡を仮置きして寸法に間違いがないか確認を。そして、木材の断面に木工用ボンドを付けてコーナークランプで固定し、早く完成させたい気持ちを抑え1日放置します。
5、ボンドで接着できてるとはいえ、あまり強度はないので四隅を金物で補強します。その後鏡を入れ、鏡が落ちないように押さえのためのT型金物を付ければ、はい、出来上がりです。T型金物ではなくボンドで接着する方法もありますが、表面にはみ出すと見た目がよろしくないので、金物のみで固定しました。
6、鏡自体が完成したら、壁に額縁用の金物を付けるのですが、まずは受け部分を壁に付けます。鏡は軽いものではないので、しっかりと地にビスが刺さる位置で。ただこの金物は、石膏ボードでもOKというものなので、念のため付属していた釘をすべて打っています。
受けを付けたら、鏡自体にも金物をつけて、壁の受けに被せるだけ。これで完成です。
古材ということもあり、四隅に少々のズレがありますが、それも味っぽくて気に入っています。ちょっと手がかかりますが、オススメのDIYといえるでしょう。
これにて「鏡をDIY【秘境に家をつくろう〜工事編17〜】」は終了。
次は「コンセント&照明を選ぼう【秘境に家をつくろう〜工事編18〜】」にいきます。
to be continued