前回の記事にてコンセント&照明に関することを書きました。
「コンセント&照明を選ぼう【秘境に家をつくろう〜工事編18〜】」
この続きです。
今回は、ガレージに関して。
ガレージをDIY
設計段階でのこと。「家が狭くなるからガレージを狭くして!」と、妻に言われ「だったら意味ないから家づくりなんかしない!俺の夢なんだ!」なんてダダをこねてなんとか20㎡のスペースを確保したガレージ。100%バイクの部屋!と思いながらも、春には薪割り機、夏には野菜、冬には薪や除雪機なんかも置かれますが、外と繋がる土間スペースとしても重宝する部屋になっています。
工事中は材料置き場&作業所

建築中のガレージ。左手にて除雪機、右手には積み上がった石膏ボード。
工事をしていると、どうしても今後使う材の置き場が必要になります。それにある程度室内ができてくると、木材や石膏ボードを切るのはできれば他の場所でやりたくもなります。引っ越し後もしばらくは、バイクは置けるもののとても映えない感じでした。

全景のビフォー。
ガレージの天井に板を張る

居住部分の工事が落ち着いてきたところ
だいぶ物が減ってきたので、バイクも引っ越し。右隣にあるのが薪割り機なので春の様子です。天井には板を張る際の下地となる胴縁をつけています。

天井に板を張っている途中の様子。
コツコツと板を計って、切って、張って、を繰り返します。選んだ板材は、あいじゃくり加工がされたウエスタンレッドシダー。色調にバラツキがあるので面白い表情のものです。また表面があえて荒いままになっているので、ピカピカの新築!ではない雰囲気になります。
ガレージの壁に板を張る
天井を貼り終えたら、次は同じウエスタンレッドシダーの板材を奥の壁、窓から上の部分にも張っていきます。奥の壁はどこにでもビスを打てるように針葉樹合板を下地としています。写真はほぼ完成まで一気にワープしてしまいますが、こんな感じになりました。

壁にも板材を張り終えたところ。
ウエスタンレッドシダーの下であり、窓から下の部分。そこは、工具を壁かけできるように全面有効ボード有孔ボードを塗装してつけました。
失敗したことがひとつ。それは板を張ってから塗装したということです。特に天井を塗る際は、垂れてくるので床を養生しなければなりませんし、何より塗りづらくて心が折れかかりました…。気持ちばっかり焦って早く板を張りたかったがゆえにミスってしまいました。フローリングなどとは異なり、板材を天井や壁に施行する際は、張る前に塗装を強くオススメします。
土間を延長する
いったんの完成!と思ったガレージでしたが、すぐ外は土や砂利だったので、土間を屋外まで延長することに。ここに関しては基礎をお願いした業者に再び依頼しました。

生コンを入れる前に型枠を組んだところ。

生コンを入れているところ。

生コン打設が終了し、乾燥させているところ。

数日乾燥させ、型枠を外したところ。
これにて土間の延長は完了。
ガレージに棚をDIY
天井部分にデッドスペースがあったため、そこに棚を作ることにしました。バイクの部品などを置きたいので、棚板の奥行きは少し長めがいい。市販の棚受け金物などがあれば簡単なのですが、いかんせん短いものが多いので自作することに。

ちょっと暗い写真なのですが、上の部分が作った棚です。普段は使わないものを乗せています。
ガレージ完成
バイクに乗りはじめた頃からの夢が遂に叶いました。室内でバイクいじりができますし、土間を延長したことにより、屋外でBBQなどの食事をしたり、子ども用プールを広げたりと、なかなか重宝しています。
これにて「念願のガレージをDIY【秘境に家をつくろう〜工事編19〜】」は終了。
次は「散水栓を設置【秘境に家をつくろう〜工事編20〜】」にいきます。
to be continued