鶏小屋

鶏小屋の基礎をDIY【秘境に鶏小屋をつくろう♯2】

2021/01/28

前回の記事にてニワトリを飼いたい理由を書きました。

「ニワトリを飼いたい理由【秘境に鶏小屋をつくろう♯1】」

この続きです。

今回は、鶏小屋の基礎に関して。

鶏小屋をDIY

建物を作るにあたって、一番最初にやるべきこと。それは設計図を作ること。しかし、家作りを経験したにも関わらず、やっぱり苦手・・・。なので大きさだけを決めて設計図はまったく作らず、基礎工事に着手しました。

鶏小屋の基礎、穴堀り

廃材が置いてある奥が建設予定地。南向きに建てます。

「小屋が家にあまりにも近いと鳴き声がうるさいんじゃない? もしかしたら匂いもするかもしれないし…」

などと考え、家から少し離れた場所に建てることを決定。そこはいわゆる畑の土。このままでは建てられないので、まずは穴を掘るように表面の柔らかい土を取り除くことから始めました。基礎石であれば、その個数分穴を掘ればいいのですが、今回はぐるっとブロックで基礎を作ろうと思ったので、なかなかの広さ。人力では絶望しそうだったので、隣の畑の人にユンボを借りました。慣れないユンボでしたが、ひとまず土は取り除くことに成功。ただ素人なのでレベルはガタガタ…。

ほぼ掘り終えた所。柔らかい土の下には、固い土が入っているのでありがたい。

鶏小屋の基礎、丁張りをする

遣り方の後に、砕石を敷いて、ブロックを並べ始めた様子。

次に行ったのは、遣り方(やりかた)とも言われるもの。四方に杭を立てて、板で繋ぎ、水盛り(レベル出し)、水糸を架けます。

水盛り(レベル出し)

ようは水平を取りたいという話ですが、測量器なんて便利なものは持っていません。ペットボトルに水を入れてホースで繋ぎ四方の杭に印をつけていきました。実はこれが最初のハードルで簡単にネット検索しただけでは雰囲気は分かるものの、実際にやってみるとうまくいかず…。というのも、ある杭とホースの水位が同じになったところで杭に印をつけても次の杭では高さが異なったのです。最終的にはホース側にも印をつけることで解決したのですが、そこに至るまで少し時間がかかりました。

板で繋ぐ

四方の杭に印がついたら、あとは水平器を使えば板を繋いでいくことが可能です。ただこの時に、板の上、または下から糸を延ばすことになるので、そこが基準の高さとなることを注意しなければなりません。

水糸を架ける

1本目の水糸を架けたら2本目となるのですが、ここで必要なのが「大矩(おおがね)」という道具です。ようはでっかい三角定規。これを糸の下に置いて直角を出します。もちろんそんなものも持っていないので、ネット検索で見よう見まねで作りました。

鶏小屋の基礎、砕石を敷く

水糸のラインに沿って、ホームセンターで買ってきた砕石を敷きます。もちろんランマー(転圧機)も持っていないので、大きな角材に取っ手を付けた自作のものでドン、ドンと、人力で転圧していきます。同時にある程度、どの部分も水糸との距離が同じになるように砕石の厚さを調整します。砕石の上に生コンが乗るのである程度は微調整できますが、あまりにも水糸との距離が異なると後々大変なので、頑張り所です。

鶏小屋の基礎、コンクリートブロックを並べる

インスタントセメントを練る

20kg入りは、結構ずっしりきます…。

 

写真手前に写っているのがボロボロの一輪車。この上でセメントを練っていました。

砕石の上にコンクリートブロックを並べる前に必要なのが、セメント練り。水を加えるだけでできるという優れもの(インスタントセメント)をホームセンターで購入。僕はボロボロの一輪車の上で練ったのですが、不安定なので力が入れづらく、なかなかの重労働でした。水を一気に入れると柔らかくなりすぎて使いづらくなるので、様子を見ながら水を足して、ある程度の固さになるまで練り続けます。

そうそうセメントや生コンを練る機会はありませんが、この先も「生コンと共にある人生かな」という人はトロ舟や、予算が許せばコンクリートミキサーがあるとセメントや生コン作りのストレスから解消されるでしょう。

ブロックを並べる

水糸を見ながらコンクリートブロックを並べる様子。この辺は地面が固かったこともあり、砕石を敷きませんでした。

まずは、砕石の上にセメントを被せます。ただ一度にすべての砕石の上に被せてしまうとブロック並べが終わる前に固まってしまったりもしますし、なにより一度に大量のセメントが必要になってしまうので、少しづつ練って、被せてを繰り返すのがベターです。

そして水糸を基準にセメントの上にブロックを置いていきます。ここが楽しくもある部分ですが、慎重にやらないと水平はガタガタ、左右もずれてしまいます。何度も水糸との距離を確認しながらの作業になります。

コンクリートブロックを繋ぐ

ブロックの繋ぎにセメントを入れているところ。使う予定の鉄筋で押し込んでいる様子。

ブロックとブロックの間にもセメントを詰めていきます。同時に繋ぎの強度を出すために、鉄筋も入れていきます。僕はたまたまもらった古い鉄筋カッターを持っていたので、簡単に鉄筋を切れましたが、ない人はグラインダーの刃を鉄筋を切れるものに替えたりなどでも切断が可能です(多分ホームセンターでも可能です)。鉄筋の長さですが、地面に刺さる分と、2段目のブロックに入る分を計算して適当な長さに切りました。

1段目を終え、2段目へ

ブロック並べ1段目が終わったところ。

1段目をぐるりと1周並べ終えたら、次は2段目を並べ始めます。

ちなみに大きさの雰囲気はこんな感じです。立っているのは小1の息子。

2段目を並べ終えたところ。この時にアンカーボルトを入れています。

以前作った鶏小屋が雪にも風にも太刀打ちできず何度も倒れた経験から、基礎と土台を繋げるアンカーボルトをこの時にいれました。適当に位置を決めたのですが、失敗が1点。それは、四隅に入れたことでした。そこに入れてしまうと土台と柱を繋ぐことができなくなるので、柱が立たない位置に入れるのが正攻法です。「なんとなくここでいっか」は後で痛い目にあうので、きちんと考えてから施行するべきですね…。

鶏小屋の基礎完成!

丁張りの杭や板を片付けて、土を戻したところ。

2段目が終わり、もろもろを片付けて、土を戻すことにしました。やはり手作業では絶望してしまいそうだったので、再びユンボをお借りして下手くそながら土戻しを。基礎の1段目がだいぶ土に埋まっていますが、これは獣対策です。キツネなどは周囲の土を掘って小屋内に侵入することがあるそうで、万が一そうなったらとても写真には撮れないような惨状になってしまうからです。本当はもっと埋めた方がいいので、後になってブロックを並べることで対策としています。

これにて「鶏小屋の基礎をDIY【秘境に鶏小屋をつくろう♯2】」は終了。

次は「鶏小屋をDIYで上棟【秘境に鶏小屋をつくろう♯3】」にいきます。

to be continued

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