鶏小屋

ニワトリを飼いたい理由【秘境に鶏小屋をつくろう♯1】

2021/01/27

「秘境に家をつくろう編」がいったんの完結を迎えたので、今回から「鶏小屋をつくろう編」をスタート。「ニワトリを飼いたい!」「ニワトリ小屋を作りたい!」という人の参考になれば幸いです。

ニワトリを飼いたいと思った理由

まず、小屋作りに向かう前に「なぜニワトリを飼いたくなったのか?」の理由ですが、すごいシンプルに、

「なんか田舎暮らしっぽい!」

からでした。

卵が得られるというのももちろんありますが「田舎といえばニワトリでしょ!?」みたいなイメージがあったのです。今、改めて周りを見てみるとニワトリを飼っている人はほぼいませんが…。

実は移住した2013年、ニワトリ小屋を作ったことがあります。DIYの知識もまったくなく、そこらへんにあった廃材で作ったのですが、あまりにも雑な作りに一度もニワトリがそこに入ることはなく、物置小屋に…。超がつくほどの勾配がきつい屋根にしていたので、雪が降れば落ちた雪の重みで倒れ、台風がくれば倒れと、何度も倒れガタガタに。結局、新居に移動する際に解体、サヨウナラ。そんな歴史があります。

今はなき、初代鶏小屋。

コロナ直撃で、暇に…

そしてしばらく時が経った2020年。家も出来て落ち着いてきた時に、コロナ直撃。宿泊業(ANCHOR SITE)を本業としていたこともあり、時間だけはたっぷりある状態に。そこで思いついたのが、鶏小屋建築でした。その理由は移住当初の「田舎暮らしっぽい!」から下記のようなものへと変化していました。

自動販売機で卵を購入

高山市内のスーパーでももちろん卵は買えます。普通に10個200円というようなものですね。同時に10個300円とか、ちょっといい卵も置いてありますがあまり買うことはありませんでした。というのも市内の数カ所に設置されている「卵の自動販売機」で買っていたからです。そこの卵は臭みはないし美味しいのに10個200円というリーズナブルな金額だったのです。ただそれだけに近所の人々にも人気で、補充される時間には多くの人が訪れるため、すぐに完売してしまうものでした。せっかく車を走らせても自販機は空…。ただただガソリンだけが無駄になってしまうこともしばしばだったのです。

卵のプラスチック容器

自販機で買うのと同じく、地味にストレスだったのがプラスチック容器に入っていることでした。このご時世なので、できればプラ容器じゃない方がいいのですが、普通に考えると割れやすい卵はなかなか難しいのも現実です。プラ容器を批判する気はありませんが、どうせならそんなことも解消できればとも思ったのです。

野菜クズの処理、鶏糞の確保

自宅前の敷地は、いくらでも畑ができる広さがあります。とはいえまだ一部しか畑として使っていないのですが、そこに肥料を撒くにあたって、なんかよく分からないケミカルが入っているものよりも、できればいいものを入れたい。というのが、家庭菜園ならではの拘れる部分でもあります。ニワトリは自宅ででる野菜クズも食べてくれるし、糞も利用できるし、なにより卵をくれる。「いいことづくめじゃん!」と考えました。

鶏小屋建築を決意

そんな人生を揺るがす決断でもなんでもありませんが、

  • 自動販売機で買いたくない
  • プラスチック容器を減らしたい
  • 野菜クズを処理し、鶏糞を確保し、卵を頂く

これらの思いで、鶏小屋建築を決意したのです。そしてどうせ作るなら、風が吹けば飛び、雪が降れば潰れる。そんなものではなく、ある程度しっかり作ろうと。こんな前提があって、建築をスタートさせました。

これにて「ニワトリを飼いたい理由【秘境に鶏小屋をつくろう♯1】」は終了。

次は、「鶏小屋の基礎をDIY【秘境に鶏小屋をつくろう♯2】」に続きます。

to be continued

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